2008年11月13日木曜日

ロマンスの神様

 ipodに広瀬香美の「ロマンスの神様」が入っていて、聴くともなく聴いていたら、ふと気になった。

 

 目立つには どうしたらいいの 一番の悩み
 性格良ければいい そんなの嘘だと 思いませんか?


 これ、
「相手の(男の)性格が良ければそれでいいなんて嘘! やっぱり顔とか給料とかも良くなくちゃ!」
 みたいな意味でとっていた。

 でもちょっと考えると、話の流れがヘンだ。
「目立つにはどうしたらいいのだろうか。それが私の一番の悩みだ」と、初めの文では自分の内側に焦点があっている。
 でも次の文では、「相手の性格が良ければいい。そんなの嘘だと思いませんか?」と、いきなり相手に焦点がいってしまっている。
 つまり話が飛んでいるのだ。

 

 目立つには どうしたらいいの 一番の悩み
 おでんにはこんにゃくがいい そんなの嘘だと 思いませんか?

 
 これと殆ど同じなのだ。
 2つの文の間に、脈絡がない。

 おかしいなぁと思った。
 でも、ひょっとしたら、受け取り方が違っているのかもしれないと思い、考えてみた。
 すると、納得のいく解釈がちゃんとみつかった。
 結論から言えば、この「性格良ければいい そんなの嘘だと 思いませんか?」は、「相手の性格が良ければそれでいいなんて嘘! やっぱり顔とか給料とかも良くなくちゃ!」の意ではない。
 1文目と2文目の間の文脈を読むことによって、それが明らかになる。




1文目 : 目立つにはどうしたらいいのかが私の一番の悩みだ。

          ↓

(目立つにはどうしたらいいんだろう。深刻な悩みだ。ああ、本当に目立つにはどうすればいいんだろう。目立つためなら、なんだってするのに。)

          ↓

(ええ、目立つためなら、どんなことだってする。裏切りや強請り程度のことくらい、平気でしてみせる。それくらいの覚悟は必要。だってそれくらいしなくちゃこの世の中、欲しいものなんてなんて手に入らない。死んだおばあちゃんは、誠実に生きていればいつかきっと報われるのよって言っていたけど、でも、)

          ↓

2文目 : 性格良ければいい。そんなの嘘だと 思いませんか?

 


 こうなのだ。
 つまりこの部分は、
「相手の性格が良ければいいなんて嘘」
 という意味ではなくて、
「自分の性格が良ければいいなんて嘘。もっと汚く生きなきゃ」
 という意味だったのである。

 こう考えて見てみると、2番の「幸せになれるものならば 友情より愛情」という歌詞もなかなか意味深だ。これはつまり、主人公の、「友人を裏切り冷徹な罠に嵌めてまで恋人を獲得してやろう」という心意気を表していたわけだ。

 絶対神「ロマンスの神様」に傾倒し、狂っていく一人の女の姿。

 この歌が歌っていたのは、実はそんなものだったのである。

2008年11月9日日曜日

2と13の最小公倍数

 2と13の最小公倍数になりました。
 26は二乗して回文数となる最小の非回文数。つまり、 26^2 = 676なので、凄いと思います。
 頑張りたいです。