2008年12月4日木曜日

「非常時に何かあったら、どうするんですか?」

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1197502.html
橋下知事の“携帯持ち込み禁止”に女児が反論…「非常時に何かあったら、どうするんですか?」


 うーん、気持ち悪い。

「非常時に何かあったら、どうするんですか?」

 省かれた日本語を補うと、
「非常時にもし何かあったら、どうするんですか?」

 くだけた日本語を直すと、
「非常時にもし何か起こったら、どうするんですか?」


 僕としては、非常時には"既に何かが起こってる"と思う。特に何も起こってないのは、平常時、だ。平常には起こりえない何かが起こっていることをして、"非常時"と言うんじゃないか。
 だから「非常時に何かあったら」は重複だ。
「非常時には、どうするんですか?」あるいは「何かあったら、どうするんですか?」でいいと思ったのだが……。


 もしかしたら、この子の中では、"何も起こっていない非常時"というのがあるのかもしれない。
 つまり、僕たちが平常時と認識しているような状態さえ、彼女にとっては、

「いいえ、今このときが非常時なのよ。平和ボケしたあなたたちには、平常に見えているのかもしれないけどね…」

 と言いたくなるものであるのかもしれない。

 平常という色彩に溶け込んだ非常時。
 あからさまな非日常より組しにくい、日常に紛れた怪物。

 それをわかった上で彼女は、
「この日常という非常時下に、さらにもし何かが起こったら、そのときどうするんですか?」
 と問うているのだ。


 小学生とは思えない、実に含蓄深い言葉だったのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿