2010年10月31日日曜日

全日本淡々選手権

 全日本淡々選手権は、4年に一度行われる、日本で一番淡々とした人間を決定するための大会である。
 エントリーした各選手は、恋愛、決闘、殺人など、フツー淡々とはやらないんじゃないかね? といった行為を、極めて淡々と行っていき、うっかり情感を込めてしまった者から失格となる。
 僕は全日本淡々選手権で優勝する日のために、極めて淡々とした努力を積み重ねてきた。
 そんなわけで来たる全日本淡々選手権、なにがなんでも僕が優勝頂くぞ! などとは微塵も思わずに淡々と寝て過ごしているのである。

2010年10月22日金曜日

一点集中

今季もフィギュアスケートが始まった。
フィギュアスケートの一番いいところはやはり、やっている間、どこを見ればいいのかはっきりしているところだろう。
野球やサッカーは、人が多すぎて何処を見ればいいのか難しいのが嫌だ。ボールのあるところを見るのが王道なんだろうけど、それだと他の選手たちが張り合いがないかなと思うので、ボールから全く離れたところとかを重点的に見るようにしているんだけど、全然面白くない。

僕は悪くない。

2010年9月11日土曜日

キャップキャップキャッパー

◆ペットボトルキャップ回収ボックスの横に募金箱を設置し、
『キャップ800個=20円』
と書いて、成り行きを見守ることにした。


1. 効率換算して馬鹿にする人が出現します。
 「え、なんだよ。こんなに沢山集めてたったそれっぽっちかよ。……40個で1円? 馬鹿らしい」

2. 募金箱に募金します。
 「じゃあ20円入れよう。これで800個捨てていいわけだ。ひゃっほう!」

3. 効率主義に反発を覚える人が出現します。
 「まったく最近の世の中は、お金お金って物事をなんでも簡単に解決しようとして。大切なのは気持ちなのよ」

4. キャップを入れます。
 「かきあつめたキャップを持ってきたわ」

5. 募金とキャップがだいぶ集まってきました。
 「「奴らには負けん」」


◆より競いあって頂くために、得点表を導入することにした。


6. キャップに勝ち目がないことが判明します。
 「募金箱2211円。キャップ162.2円。キャップとか馬鹿じゃね?」

7. キャップチームの士気が低下します。
 「習い事でも始めようかしら」

8. 募金箱チームもつまらなくなってきます。
 「物捨てるのにいちいち募金でもねーだろ」


◆金額換算すると両軍の士気が低下するので、キャップ取得率を導入することにした。


9. 火がつく人が現れます。
 「地域総キャップ10000000個中、ボックス回収率5%……これが80%になれば奴らに勝てるわ!」

10. 募金します。
 「この札一枚で奴らは4万個ものキャップをあくせく集めなければならないわけだ…」

11. 呼びかけ運動とか始まります。
 「キャップを! 集めましょう! すべてのキャップを! ボックスに!」

12. 募金します。
 「捨てるついでに10円、と。奴らの悔しがる顔が面白いぜ」

13. 集まったお金を送ると手紙が届きました。
 「日本人のみなさんの純粋な善意に心を打たれる思いです……」

14. すべてはキャップのために。
 「キャップのために! ペットボトルを! 買いましょう!」


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エコキャップ8000個、ワクチン費用に ウンノハウス社員らが集める
http://yamagata-np.jp/news/201009/02/kj_2010090200027.php

2010年9月4日土曜日

さわやか三組の攻防

今日はきゃぴきゃぴに疲れて、ずっと爽やか三組のことを考えていた。

何年か前に雑記にも書いたと思うが、さわやか三組は罪深い。
奴らは、
『さんさんさん さわやか三組~!』
などと爽やかに歌いあげているが、一クラス全員が爽やかなんて事態はあり得ないのだ。

絶対に、
(さわやかじゃないとみんなから浮いてしまう…!)
と思って、爽やかとは程遠い性格なのに、無理して爽やかを偽装している生徒がいるはずである。

彼らは己のままに生きることを欲するのだが、さわやか三組では爽やかでないすべての言動・振る舞いに、極めて爽やかな制裁が待っているため、ままならない。
さわやか三組のいじめ・暴力はやたらと爽やかなので、世間に問題にされないのである。

『さんさんさん さわやか三組~! ハイル ヒットラー!』

恐ろしい爽やか全体主義思想なのである。


ちなみに僕が入りたいのはごろごろ五組。
『ぐーぐーぐー ごろごろ五組ー』
という曲があるのだが面倒くさいので誰も歌わない。

2010年8月25日水曜日

きゃぴきゃぴ

 会社の先輩に「Varitraくんからは若さが感じられない」と言われる今日この頃。
自分では、僕はかなり若いというか、青いと思っているのだが。

僕「後学のために訊きたいんですが、先輩は、どんな風だと若さを感じるんですか?」
先輩「そうだね。きゃぴきゃぴしてると感じるね」

よくわからなかったので、実例が欲しく、僕より年下の後輩に、きゃぴきゃぴしてみて、と頼んでみた。
後輩はおろおろするばかりで、きゃぴきゃぴ感は感じられない。使えない奴だ。

先輩「あと、会話のときの返しに、間があるでしょ」

これはそうかもしれない。
女が多い家庭で育つと、基本的に聞き役に回るから、人の言葉を聞き終えてから返しがちだ。
相手の言葉の尾っぽにかぶせて話すような会話は慣れてない。

僕「もっと即返しをすれば、若さを感じさせられるんですね」
先輩「そうだねぇ。あと、テンションかな」
僕「テンションですか」
先輩「笑いをとろうとするときも、テンションで押し切ろうとしないよね」
僕「押し切ろうとしませんね」
先輩「言葉でとろうとするよね」
僕「言葉でとろうとしますね」
先輩「そこを勢いだけで押し切ると、若い感じがする」
僕「若い感じがしますか」
先輩「別に無理に即返しをしなくていいけど」
僕「輪唱になります」

ノータイムで意味のある言葉を返答するのは難しい。
若さを感じさせられる日まで頑張ろう。