2012年6月7日木曜日

三十路の悩み

もうすぐ三十路なので、当然悩みがいろいろでてくる。
 まだまだ若いと思いつつ、やっぱり世間的にはもう歳なんだよなぁという悩み。


 この頃頭を悩ましているのは、飯屋とか旅行先とかのチョイスの話題で、
「何か希望ある?」
 と訊かれたときに、
「希望などない。あるのは絶望だけだ」
 と返すのを、そろそろ卒業すべきなのかなぁ、ということ。
 僕みたいな人間に希望の所在を訊くとか、ネタ振りしているとしか思えないので応えていたのだが、二十代ならまだしも三十代になると、ちょっとどうなのかという気がしてくる。


 たとえば三十歳とか四十歳になった自分が、

Q.「何か希望ある?」
A.「希望などない。あるのは絶望だけだ」

 ってのをまだやってるのを想像すると、なんか哀れな感じがしてしまう。
 服装とか立ち居振る舞いもそうだけれど、若いうちは歳いって年齢に見合ったことができないと、なんか徐々に避けられていくというか。
 どんだけ希望なかったんだ、絶望だけだったんだ、と、シリアスになりすぎてしまいそうで笑えないし。


 でもそこをずっと越えて七十歳とか八十歳になったときに、

Q.「何か希望ある?」
A.「希望などない。あるのは絶望だけだ」

 なんか、これはもう、格好いいと思うんだよな。一体この人はどんな死線をかいくぐってきたんだろう、みたいな感じで。
 この世に生を受け生きることの苦悩とか、人間の業とかが滲み出てて深いし。


 だから安直に、三十路になるからもうやめるより、もっと高いところを目指した方がいいかなとも思うんだけな。でもやっぱり僕ももう苦難な道よりなるべく楽な道を歩みたいと思ってきたし、どうしようかなと。

 三十路の悩みはそんな感じ。
 同じく三十路近くの友人が、そろそろ身を固めなきゃなぁとか言ってるのを聞いて、なんとも楽な悩みだなぁと思った。

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