2013年1月22日火曜日

メカねこと空気入れ

 Kindle本2冊め出しました。




 SFの賞に出そうと思って、
「SFといったらメカだろう!」
「メカといったら猫だろう!」
 というよくわからない連想のもとに書き上げた作品です。


 風船だらけの世界のなかで、少年がほしいのはぬくもりでした。
 けれどようやく飼ってもらえることになった猫はメカ。
 落胆する少年に、メカねこはどうすれば少年を笑わせられるか、頑張って考えていくのです。


 地面からちょっと浮いたヘンな世界観を楽しんでもらえると幸いなのです。

2013年1月21日月曜日

きんどるどうでしょうインタビュー

Kindle Direct Publishing から出してる奴として、きんどるどうでしょうさんにインタビューしてもらった。
KDP出版でのノウハウをお願いします、と求めるきんどるどうでしょうさんに、ともかくネタに走りたがる俺。

役に立つこととか言えない性分なんです。

http://kindou.info/6378.html

2013年1月18日金曜日

挨拶の邪法

 この頃、部署の偉い人が変わって「この部署は挨拶ができていない」ということで、挨拶が推奨されるようになった。

 僕は挨拶が苦手だ。
 正確には、来たときの挨拶はいい。
 俺は仕事に来たぜ! と胸を張って、「おはようございます」と言える。

 問題は帰るときだ。
 僕の理想の帰宅の仕方は、皆に僕の存在など一顧だにさせることなく、空気のような、まるで最初からそこにいなかったかのような、流れるような帰宅なのだ。
「あれ? Varitraいないけど、もう帰ったの? 俺はまだ残ってるのになあ」
 というような人がいたときに、
「いや、むしろVaritraなんて奴はもともと、この会社に存在しなかったのでは?」
 と思わせるくらいに自然な帰宅を成し遂げたいと思っている。
 
 挨拶をするとなると、そうした理想が実現できなくなってしまう。
 社会に迎合すべきか、自分の理想を追い求めるべきなのか。


 そもそも「挨拶」という文化の由来を調べてみると、相手に対して「私はあなたに対して敵意がありませんよ」ということを伝えるためであるようだ。
 言葉で自分がいる位置を知らせて、「私はあなたを陰から襲う気はありませんよ」。手を上げて手のひらを相手に向けて、「私はこのように手に武器を持っていませんよ」と証明する。だから仲良くしてね、と伝えるのが起源だということらしい。


 けど僕はどちらかというと、「私はこのように手に武器を持っていません」と主張するような奴は、かえって警戒してしまう。

「おはようございます。私はあなたを陰から襲う気はありませんよ」
 まず確実にこいつは気を引くための陽動で、背後から別の暗殺者が狙っているのだろうし、

「はじめまして。私はこのように手に武器を持っていませんよ」
 かなり高い確率で手じゃないところに武器を隠し持っているのだろう。
 ズボンの下の脚首にナイフを括りつけていたり、靴の踵に飛び出し式ナイフを仕込んでいたり、武器の隠し場所というのはたくさんあるのだから。

 そうした意味で挨拶というのは本来、まず相手に壁を背後にとらせた上で、自分は相手からよく見える位置に立って、おもむろに服を脱ぎ、全裸になって、肛門など体内に武器を隠せるところをくまなく見せつけた上で、朗らかに笑いながら「おはようございます!」とすべきなのだろうがおそらく逮捕は免れないだろう。


 敵意がないことを証明するにしては、やっていることが中途半端。
 それなのにわざわざ挨拶をしなければいけないというのが、どうなのかなぁ、と思ってしまう今日この頃である。


 それでは今日はこのへんで。(全裸)

2013年1月6日日曜日

キンドラーのリスト

 電子書籍について語ってみる。
 ちょっと前まで、電子書籍の普及なんてまだまだなんだろうなぁ、と思っていたんだけれど、実際にKindleを使ってみてちょっと印象が変わった。
 近年、読書の時間がかなり減ってたんだけど、iPadにKindleのアプリいれてから結構増えたのだ。
 これはなんでなんだろう、と思って考えてしまった。


 思ったことは、なんというか、本ってやっぱり、基本的には暇つぶしなんだよな、っていうこと。
 おおっぴらに読書時間を確保して、というほど大層なものではなくて、切れ目切れ目の隙間時間に、そっと忍び込ませるようなもの。

 本命の恋人である仕事なり飲み会なりのためなら、前もって時間や労力の確保もするんだ。でも読書は本命の恋人ではなくて、ちょっとした知り合いくらいのものなので、暇とタイミングがあったら会おうね程度の関係。
 ちょっと暇だなって思ったときが、会いたいとき。
 でもその会いたいエネルギーは、そこまでのもんではなく、結構儚いもんなのだ。相手が隣の部屋に住んでたら、ちょっとお菓子持って押しかけるけど、一駅も二駅もかけて会いにいく相手じゃない。
 多くの人にとって、読書の位置付けって、そんなもんじゃないのかなぁ。余程の本好きの人は置いといて。


 で、本屋に出掛けるって、その儚いエネルギーに対して、結構ハードル高いのだ。
 だって寒いかもしんないし雨降ってるかもしんないし、夜ならもう閉まってるかもしんないし。品揃え豊富な本屋は遠すぎるし、本屋で本見てると必ず尿意をもよおすし。(なんでなんだあれは)
 本読みたいエネルギーがこのハードルを越えられれば、化学変化を起こすんだろう。けどどうしてもハードルの低い、ネットだらだらとかに流れてしまいがち。
 隙間時間の、儚いエネルギー。これが読書へと化学変化するためには、やっぱりハードルが低くなけりゃいけないのかしらと。

 で、電子書籍の敷居の低さは、そうした「そこまで熱心ではないけど潜在的な読者」が本を手に取るきっかけとして、理想的なんじゃないかなと思ったりした。
 特にKindleストアはAmazonアカウントと結びついているので、決済とかも簡単だ。ワンクリックで済んでしまう。データはクラウド上で管理され、どの端末からも制限なくDLできるからデータ消失とか気にする必要もないし、どこまで読んだかも端末間同期をしてくれる。
 もちろんデバイスの視認性とか操作性とかはまだまだ向上の余地があるだろうし、紙に及ばない面も多々あるだろう。
 けど、このお手軽感は代えがたいなぁと。
 紙の本と違って定価維持がないから、普段読まないようなキャンペーンのやっすい商品を手軽にポチって、新たな発見があったりして楽しいし。


 なんというか、本気で「愛さないと!」って思う子より、ちょっと寂しいなと思ったときに、気軽に「遊ぼうよ」程度に付き合える子がいいっていうのは、結構多くの男が思うところなんじゃないかなぁ。
そうして遊んでるうちに、徐々に本気になっていくものであって、はじめからあまり本気を求められても逃げ腰になってしまうのが男の性であるというか。
 だから僕としてもやっぱり、ちょっと寂しいときに気軽に遊べる恋人とかいるといいなぁ、なんて思う今日この頃。


 なんの話だったか忘れたんだけどまあそんな感じです。

2013年1月2日水曜日

あまのじゃくの飼い方

あけましてしめましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

新年早々、昨冬からはじまったKindle Direct Publishingというものを利用して、Amazon Kindleで電子書籍を出してみました。
Kindleはもちろん、アプリを入れればiPhone、iPad、Androidなどでも読めるのでこの機会にどうぞ。結構電子書籍ハマる。



夏休みの自由研究課題にあまのじゃくを選んだ男の子のお話。
30枚くらいの短編なので時間つぶしに。
とんとん転がってたたんと着地。そんな作品。


短編はほんと行きどころがないので、これから定期的に電子書籍に上げていこうかなと。ハートウォームから死ね死ねミステリまでいろいろあるのでお楽しみに。
値段は下限が99円、無料キャンペーンが5日間までしか設定できないので、なるべく無料のうちにどうぞ。
もちお布施してくれるなら喜んで受け取るお( ^ω^)