2013年1月6日日曜日

キンドラーのリスト

 電子書籍について語ってみる。
 ちょっと前まで、電子書籍の普及なんてまだまだなんだろうなぁ、と思っていたんだけれど、実際にKindleを使ってみてちょっと印象が変わった。
 近年、読書の時間がかなり減ってたんだけど、iPadにKindleのアプリいれてから結構増えたのだ。
 これはなんでなんだろう、と思って考えてしまった。


 思ったことは、なんというか、本ってやっぱり、基本的には暇つぶしなんだよな、っていうこと。
 おおっぴらに読書時間を確保して、というほど大層なものではなくて、切れ目切れ目の隙間時間に、そっと忍び込ませるようなもの。

 本命の恋人である仕事なり飲み会なりのためなら、前もって時間や労力の確保もするんだ。でも読書は本命の恋人ではなくて、ちょっとした知り合いくらいのものなので、暇とタイミングがあったら会おうね程度の関係。
 ちょっと暇だなって思ったときが、会いたいとき。
 でもその会いたいエネルギーは、そこまでのもんではなく、結構儚いもんなのだ。相手が隣の部屋に住んでたら、ちょっとお菓子持って押しかけるけど、一駅も二駅もかけて会いにいく相手じゃない。
 多くの人にとって、読書の位置付けって、そんなもんじゃないのかなぁ。余程の本好きの人は置いといて。


 で、本屋に出掛けるって、その儚いエネルギーに対して、結構ハードル高いのだ。
 だって寒いかもしんないし雨降ってるかもしんないし、夜ならもう閉まってるかもしんないし。品揃え豊富な本屋は遠すぎるし、本屋で本見てると必ず尿意をもよおすし。(なんでなんだあれは)
 本読みたいエネルギーがこのハードルを越えられれば、化学変化を起こすんだろう。けどどうしてもハードルの低い、ネットだらだらとかに流れてしまいがち。
 隙間時間の、儚いエネルギー。これが読書へと化学変化するためには、やっぱりハードルが低くなけりゃいけないのかしらと。

 で、電子書籍の敷居の低さは、そうした「そこまで熱心ではないけど潜在的な読者」が本を手に取るきっかけとして、理想的なんじゃないかなと思ったりした。
 特にKindleストアはAmazonアカウントと結びついているので、決済とかも簡単だ。ワンクリックで済んでしまう。データはクラウド上で管理され、どの端末からも制限なくDLできるからデータ消失とか気にする必要もないし、どこまで読んだかも端末間同期をしてくれる。
 もちろんデバイスの視認性とか操作性とかはまだまだ向上の余地があるだろうし、紙に及ばない面も多々あるだろう。
 けど、このお手軽感は代えがたいなぁと。
 紙の本と違って定価維持がないから、普段読まないようなキャンペーンのやっすい商品を手軽にポチって、新たな発見があったりして楽しいし。


 なんというか、本気で「愛さないと!」って思う子より、ちょっと寂しいなと思ったときに、気軽に「遊ぼうよ」程度に付き合える子がいいっていうのは、結構多くの男が思うところなんじゃないかなぁ。
そうして遊んでるうちに、徐々に本気になっていくものであって、はじめからあまり本気を求められても逃げ腰になってしまうのが男の性であるというか。
 だから僕としてもやっぱり、ちょっと寂しいときに気軽に遊べる恋人とかいるといいなぁ、なんて思う今日この頃。


 なんの話だったか忘れたんだけどまあそんな感じです。

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